圧力スイッチ(パッケージ)の作動確認
空気タンク内の圧力が最高設定圧力に達すると、圧力開閉器が作動しモータの電源を切って自動的に停止させます。復帰設定圧力に低下すると圧力開閉器が復帰し電源が入りモータが回転を行い圧縮運転を行います。
圧縮機の最高圧力時で運転が停止し、圧力が下がり復帰圧力時に再起動し、圧縮運転をすることを確認してください。
圧力調整
最高圧力になっても作動しない、またそれ以上圧力が上昇する時には 最高圧力以下で作動するように「圧力調整ネジ」で調整してください
【手順】
・「ロックナット」を緩める
・「圧力調整ネジ」を左回転⇒圧力が上がる。
・「圧力調整ネジ」を右回転⇒圧力が下がる。
圧力スイッチ SPW-281 |
圧力スイッチ PU3-10-3C (PU3-15-3C) |
圧力差調整
最高圧力と復帰圧力の差が広い・狭い場合には適正な圧力差で運転するように調整してください。
【手順】
・「ロックナット」を緩める
・「差圧調整ボルト」を左回転⇒圧力差が広がる。
・「差圧調整ボルト」を右回転⇒圧力差が縮まる。
圧力スイッチ SPW-281 |
圧力スイッチ PU3-10-3C (PU3-15-3C) |
交換
圧力・圧力差調整ができない場合や、作動不良を起こす場合には、圧力スイッチを交換してください。
制御圧力規定値
制御圧力 (MPa) |
最高圧力 (MPa) |
復帰圧力 (MPa) |
圧力差 (MPa) |
---|---|---|---|
0.69~0888 | 0.88 | 0.69 | 0.19 |
0.78~0.98 | 0.98 | 0.78 | 0.20 |
1.18~1.37 | 1.37 | 1.18 | 0.19 |
作最高動圧力調整時の注意
規定値以上の最高作動圧力で運転はしないでください。コンプレッサ・モータの損傷の原因になります。