技術情報

騒音値の換算について

同じ音の機械が加わった時の増加

増加機械台数 - 1 2 3 4
増加する騒音 dB(A) - 3 5 6 7

【例:80dB(A)の場合】

機械台数 1 2 3 4 5
騒音値 dB(A) 80 83 85 86 87

騒音値の異なる2台の機械が加わった時の増加

2台の騒音の差 dB(A) 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10以上
増加する騒音 dB(A) 3 2 1 0

【例:基本騒音値80dB(A)の場合】

2台の騒音値 dB(A) 80+80 80+81 80+82 80+83 80+84 80+85 80+86 80+87 80+88 80+89 80+90
騒音値 dB(A) 83 84 84 85 86 86 87 88 89 90 90

距離による減衰(1mにおける騒音値を基準とする)

圧縮機からの距離 m 5 10 20 30 50 70
減衰量dB(A) 14 20 26 30 34 37
距離減衰における音圧レベルの差  距離減衰における音圧レベルの差の画像
Lr1-Lr2=20log(r2/r1)
計算例        
r1:a点の距離(m)         1m
r2:b点の距離(m)         5m
L:基準となる騒音値(db)         80db
        Lr2=80-20log(5/1)=66dB
        B点での騒音値は66dBとなり、減衰値は80-66=14dBとなります。

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